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Back to OVAL 

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Text by さおま~

「まだ?」「いつ?」「早く~」・・・以前乗っていた'68を手放してから約2年の間、メンバーから何度言われたことでしょう。

クラブHPを管理する立場でありながら、空冷VWを所有していないというのは、なかなか複雑なものです。当然ながらメンバーの空冷VWのページに自分のVWは載せられず(水冷だったので)、イベントリポートなどの写真も他のメンバーのVWが中心になります。別に自分が中心に立ちたいというワケではないのですけど、やっぱりちょっと寂しいです。

しか~し!その長い「空冷のない生活」に終止符を打つべく、いよいよ空冷探しをすることになりました。

狙いは'58以降のスクェアウィンドゥType-1のRagTop付き。
スクェアウィンドゥを狙ったのは、今から10年以上前の話ですが、とある雑誌であのDKPメンバーが所有する'59年のコーラルレッド(STREET VWs vol.26 P64にも載ってます)を見てずっと気になっていたからです。
もちろん当時はDKPのコトなんて全然知りませんでしたが、あのCoolなFinishはまだ知識の浅い私にも何かを感じさせ、他に掲載されていたバリバリのCalとはまた違ったオーラを放っていました。

'57以前を避けたのは、これも10年程前ですが、一度'56年のOVALを所有していたことがあり、昔を知るメンバーに「またOVAL?」と言われたくないのと(笑)、もし'57以前に行くなら最低でも段付き('55までのドアに段があるタイプ)か、いっそツヴィッター(これも53 Rainbowに感化されたから・・・)に行きたいと思っていましたが、予算的にその辺りの年式はキツかったからです。

ところが・・・探してみるとコレがないものです。

雑誌のShop広告・個人売買・ネットオークションなど、散々探してみてもなかなか思うようなVWに出会えません。年式はよくてもRagTopが付いてなかったり、Rag Topが付いていてもコンディションが良くなかったり、はたまた完全に予算オーバーだったり・・・。

これは主観ですが、日本では'58以降の年式はあまり珍重されていないように思います。近年の高年式ブームもあるし、Vintageの売れ筋としてはやはりOVAL以前になるだろうし、'67はまた別の価値観があるし、ある意味中途半端な'58~'66辺りはコンディションが良いモノも少ないので仕方ないのかもしれませんが、アメリカのVWシーンを見ると、年式関係なくそれぞれ楽しんでいるように感じるんですけど、こういう傾向は日本だけなんでしょうか・・・。

で、探し始めて早3ヶ月が過ぎた頃、長期戦をも覚悟していた私の元へ一通のメールが届きました。

「1957年式のビートル、ラグトップ付きあります」

携帯からのそのメールに最初は「OVALかぁ・・・」と思った私でしたが、オーナーの所在地がそれ程遠くなく、また別件で同地へ行く用事もあったので、オーナーと連絡をとり、OVAL所有暦のあるクラブメンバーのTさんと一緒にとりあえず見に行くコトになりました。

当日、待ち合わせの場所へ向った私とTさん。そこには雨の中白いOVALが私たちを待っていました。
オーナーとの挨拶もそこそこに、傘も差さずに濡れた路面に膝を付けて下廻りを覗きこむ私たちを眺めるオーナーの奇異の目にも構わずに早速あちこちチェックする私とTさん。小キズや少々の腐食はあったものの、全体のコンディションはそれ程悪くありません。
で、二人の判断としては、「ベースとしてはいいんじゃない?」

その帰り道はTさんとOVAL談義で盛り上がってしまいました。元々OVAL所有暦がありOVALの魅力を体験している二人の口からは「OVALいいよなぁ~」しか出てきません。この時点で'58以降という私の当初の狙いはすっかり飛んでしまい、そのOVALが最有力候補に昇ったのでした。
家に帰ってからもテンションは下がらず、雑誌をめくってOVALの記事を探したり、トーションバーとストラットの違いすらわからない奥さん(^^;)に、「な?OVALいいだろ~?」などとニンマリ顔で言い出す始末・・・。

そして後日、そのOVALは我が家へとやってくることとなり、ついに私は空冷復帰を果たしたのでありました。

結果的に当初の狙いとはズレてしまいましたが、後悔はしていません。
なぜなら・・・

「やっぱOVALって最高!」だから(笑)

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